アトピー性皮膚炎 九州大学医学部皮膚科学教室TOPへ
環境アレルゲン
研究協力者 秋山一男 国立病院機構相模原病院院長
研究協力者 中澤卓也 国立病院機構相模原病院臨床研究センター室長
要旨 はじめに 研究目的 研究方法 研究結果 考察 参考文献
イラスト:環境アレルゲン
環境アレルゲン評価表一覧
評価表の見方
評価法の見方
要旨
アトピー性皮膚炎の治療について環境中のアレルゲンの除去療法と免疫療法を中心として研究報告の論文を検索した。Data base はPubMedと医学中央雑誌を検索し検索する年度は1991-2003年と2004年-2009年9月までとした。それぞれ14件、6件の論文を抽出した。アレルゲン除去療法に関する論文は8報と2報であった。除去療法に関する論文で大規模なDouble blindを行う事は困難であり、中規模から小規模のRCTを積み重ねて判定することが重要と考えられた。免疫療法に関する論文は6報と4報であり、2004-2009年の報告では有効であると報告する文献が多かった。投与方法、投与アレルゲンの加工などは各々の報告で異なっていた。今後舌下投与による免疫療法とアトピー性皮膚炎についての報告が期待される。
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