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九州大学皮膚科を勧める理由

 
 皮膚科は、自己完結型の診療科です。我々は、皮膚の病気であれば、皮膚の内科も病理も外科もすべて行います。たとえば、胃癌の患者さんを診る場合、消化器内科医が内視鏡で診察・生検し、病理医が診断を下し、消化器外科医が最終的に手術をすることになるでしょう。皮膚科医であれば、視診・触診から皮膚癌を疑い、自ら生検し、自ら病理を読み、自分で切除できます。九州大学ではそれら一連の指導が可能です。比較的大きな手術も当科で行っています。
  医学を学んだのだから、一度は研究に手を染めて、医学の進歩にいささかでも貢献してみたい、そのように考えるのも当然です。長い臨床医人生で、数年間臨床を離れて研究に没頭したり留学しても、その経験は必ず臨床(=疾患を診る力)に活かされます。研究をしたことで臨床医としての奥行きが生じてきます。また、将来新しい治療法が開発された際にも、研究のベースがあれば比較的すんなりその作用機序などが理解しやすいかもしれません。皮膚科学は皮膚という扱いやすい臓器を材料に、免疫・アレルギー学、分子生物学、細胞生物学などとの接点が多い点で研究面でも有利です。ですから、研究志向の人にも向いた臨床科ということができます。
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