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かゆみをやっつけよう 弱いかゆみがある時の外用療法(スキンケアを中心にしましょう) スキンケアの要点

弱いかゆみにはまずスキンケアを

スキンケアの要点を下にまとめてみました。


Q.スキンケアはどのように行えばいいのですか?


A.皮膚ひふ清潔せいけつたもつために、毎日の入浴、シャワーを心がけましょう。

  以下に要点をあげます。

  • あせやよごれは速やかにあらい落としましょう。
    でも、強くこすらないようにしましょう。
  • 洗浄力せんじょうりょくの強い石ケン・シャンプーを使用するのはけましょう。
  • 石ケン・シャンプーはよく泡立て、素手すででしわをばして丁寧ていねいあらいましょう。
  • 石ケン・シャンプーが残らないように十分すすぎましょう。
  • かゆみを生じるほどの高い温度の湯は避けましょう。
  • 入浴中・後にほてりを感じさせる沐浴剤もくよくざい・入浴剤は避けましょう。
  • できれば1日2〜3回の入浴・シャワーで、皮膚表面の細菌さいきん繁殖はんしょくふせぎましょう。
  • 入浴から上がる前に水をかぶると、体の表面温度が下がり、かゆみもおさまることがあります。
  • 入浴・シャワー後は速やかに保湿外用薬ほしつがいようやくりましょう。入浴後の乾燥防止かんそうぼうし有効ゆうこうです。
  • 保湿外用薬は市販しはんのものでもかまいません。使用感のよい保湿外用薬を選びましょう。
  • 軽い皮膚炎ひふえんは、保湿外用薬のみで改善かいぜんすることがあります。
  • 入浴後は、必要に応じて適切てきせつな外用薬を塗りましょう。

その他に、

  • つめを短く切り、なるべくかないようにしましょう。手袋てぶくろをはめたり、患部かんぶ包帯ほうたい保護ほごして、引っ掻ききずをつくらないようにしましょう。
  • 室内を清潔にし、適温てきおん適湿てきしつを保ちましょう。
  • 新しい肌着はだぎは使う前に水洗いし、チクチクしないようにしましょう。また、洗剤せんざいはできるだけ界面活性剤かいめんかっせいざい含有量がんゆうりょうの少ないものを使用しましょう。

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