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かゆみをやっつけよう 強いかゆみがある時の外用療法(ステロイド外用薬やプロトピック軟膏を中心にしましょう) 紫外線照射療法

通常つうじょう治療ちりょうを行っても皮膚ひふえんがよくならずにかゆみが強い場合には、紫外線照射しがいせんしょうしゃ療法りょうほうもしばしば行われます。紫外線には、免疫めんえき抑制よくせいする作用や炎症えんしょうおさえる作用があります。ソラレンという物質を含む薬を直接ちょくせつったり温浴おんよくしたりしてその後に紫外線Aを照射するPUVA療法、紫外線Bを照射しょうしゃするUVB療法、紫外線Bの中でも特殊とくしゅなものを照射するnarrow band UVB療法などが主に行われています。とても有効ゆうこうですが、治療の初期しょきに入院を必要としたり、毎日照射しなければならなかったりと、時間的な制約せいやくがあります。また、過度かどの紫外線照射による皮膚障害しょうがいが起きないように慎重しんちょう観察かんさつが必要です。

注意:プロトピック軟膏なんこうを使用中の患者かんじゃさんは、紫外線照射療法はできません。

紫外線照射療法

照射前 照射前の写真  照射前の写真 とてもかゆい
照射後 照射後の写真  照射後の写真 紫外線照射療法後には平たんになり、かゆみもとれる
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