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かゆみをやっつけよう 強いかゆみがある時の外用療法(ステロイド外用薬やプロトピック軟膏を中心にしましょう) プロトピック軟膏の副作用

プロトピックはステロイドホルモンではありません。ですから、ホルモン作用による副作用ふくさよう皮膚ひふ萎縮いしゅく血管拡張けっかんかくちょう多毛たもうなど)がないのが大きな利点りてんです。しかし、ったところがヒリヒリしたり、ほてったりするのが難点なんてんです。最も多い副作用は、塗ったところににきびや毛嚢炎もうのうえんが出やすいことです。また、「とびひ、みずむし、ヘルペス、ミズイボがまれに悪化」することがあります。

プロトピックの説明書せつめいしょには、リンパしゅに関する記載があります。前に書いたように、体重10kgあたり、1回1g以内、1日2回までという使用量の制限せいげんを守ってください。この使用量を守っていれば、プロトピックが継続けいぞくして血液の中に入ることはありませんので、リンパしゅになることを気にする必要はありません。必ず、使用量の制限を守りましょう。

また、説明書には「プロトピック軟膏を塗った後に日光にあたらないようにしてください」と書いてあります。普通の生活程度ていどの日光は気にする必要はありません。海水浴、遠足、運動会などのように過度かどに日光にあたる場合には、その日は塗らないでください。






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