溝口昌子
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、上西香子
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*聖マリアンナ医科大学皮膚科
アトピー性皮膚炎に対する抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬(抗ヒスタミン作用のあるもの)による治療の文献の検索、集積を行い、23の文献を抽出した。アトピー性皮膚炎の皮膚症状や掻痒に対して、一部の抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬の有用性が示唆されたが、2000年6月までの検索では、同薬のレベル1の検討による有用性のエビデンスは得られなかった。しかしながら2003年になり、レベル1のエビデンスによる有用性が報告がされた。