![紫外線照射療法](img/naka_cure0113_tl.gif)
通常の治療を行っても皮膚炎がよくならずにかゆみが強い場合には、紫外線照射療法もしばしば行われます。紫外線には、免疫を抑制する作用や炎症を抑える作用があります。ソラレンという物質を含む薬を直接塗ったり温浴したりしてその後に紫外線Aを照射するPUVA療法、紫外線Bを照射するUVB療法、紫外線Bの中でも特殊なものを照射するnarrow band UVB療法などが主に行われています。とても有効ですが、治療の初期に入院を必要としたり、毎日照射しなければならなかったりと、時間的な制約があります。また、過度の紫外線照射による皮膚障害が起きないように慎重な観察が必要です。
注意:プロトピック軟膏を使用中の患者さんは、紫外線照射療法はできません。
![紫外線照射療法](./img/illust_cure01131.gif)
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照射前 |
![照射前の写真](./img/photo_cure01131.jpg) |
![](../img/spacer.gif) |
![照射前の写真](./img/photo_cure01132.jpg) |
とてもかゆい |
照射後 |
![照射後の写真](./img/photo_cure01133.jpg) |
![](../img/spacer.gif) |
![照射後の写真](./img/photo_cure01134.jpg) |
紫外線照射療法後には平たんになり、かゆみもとれる |
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