いつもの掻(か)き傷(きず)だけでなく、すごくジュクジュクしていたり、水ぶくれがあったり、膿(うみ)がでていたり、いたみがでてきた場合には、細菌(さいきん)やウイルスが感染(かんせん)していることがあります。このような場合には、皮膚炎(ひふえん)の治療(ちりょう)に加えて感染症(かんせんしょう)の治療が必要です。すぐに主治医(しゅじい)に相談してください。
バリア機能(きのう)が弱まっていると、皮膚に細菌がつきやすくなります。かゆみが強いときは、1日に2回はシャワーを浴びて、汗(あせ)やよごれを落としましょう。ただし、石ケンの使用は1日1回だけにしてください。
いつまでもかゆくて夜眠(ねむ)れないとか、ジュクジュクしたしるがずっと続く場合には、成長障害(せいちょうしょうがい)や蛋白漏出(たんぱくろうしゅつ)を起こして危険(きけん)な場合もあります。入院が必要かもしれません。急いで専門医(せんもんい)を受診(じゅしん)してください。